大商大・高 3回0封「真っすぐで追い込むことを意識」 11球団スカウトの前で好投
「大学関西オールスター5リーグ対抗戦・2回戦、関西六大学選抜7-2京滋大学選抜」(23日、わかさスタジアム京都)
開幕し、1回戦1試合、2回戦1試合が行われた。近畿学生野球連盟が2回戦、関西六大学野球連盟が決勝進出を決めた。関西六大学野球連盟は今秋ドラフト候補の大商大・高太一投手(4年・広陵)が先発し、3回無安打無失点で初戦突破に貢献。視察した11球団のスカウトの前でアピールした。
これまでは直球で三振を奪うことが多かったが、秋季リーグへ向けて新たな配球に挑戦。「低めの変化で三振を狙ってみたり、真っすぐで追い込むことを意識した」。低めに集める配球で好投した。
楽天・足立担当スカウトは「直球も強かったし、変化球も低めに集まっていた」と評価。大学からのプロ入りを目指す左腕は「もっと成長しないといけない」とさらなるレベルアップを誓った。
◆高 太一(たか・たいち)2001年9月26日生まれ。愛媛県新居浜市出身。180センチ、80キロ。左投げ左打ち。投手。小学2年時に船木パイレーツで野球を始め、船木中では今治中央ボーイズに所属。広陵では3年春からベンチ入りし、センバツ出場。大商大では1年秋から登板。最速151キロ。