早大・小宮山監督が甲子園夢プロジェクトへの野球教室を実施「甲子園を目指す気持ちに違いはない」

 東京六大学野球リーグの早大・小宮山悟監督(57)が24日、千葉県柏市内で知的障害を持つ生徒の硬式野球挑戦をサポートする「甲子園夢プロジェクト」への野球教室を行った。

 午前10時から1時間半ほど、アップ、キャッチボール、ノックなどを実施。参加した11人の生徒に、時には実演を交えながら指導した。

 今回は、同プロジェクトの前代表・久保田浩司氏から熱烈なオファーを受けて実現。小宮山氏は「そもそもはティーボール協会で久保田先生と知り合ってこういう打診があった。こちらとしては、甲子園を目指す気持ちにおそらく違いはないと思ったので、熱意、いろんな事例も含めて説明を受けたときに力になれるんだったらお力添えをしますと。日本の野球界を支えてくれている方々ですから、そういう人たちの気持ちに少しでも応えられたら」と経緯を明かした。

 キャッチボール後のゴロ処理練習の際に、マンツーマンで小宮山氏から指導を受けた東京・足立特別支援学校の矢ノ倉佳則さん(2年)は「ゴロの捕り方で、グローブを開くときにボールが入った後に閉じてくださいと教えてもらった。うまくできた」と最後のシートノックでは練習の成果を発揮。愛知・豊橋高校の岡田陽祐さん(3年)も「一人でも練習できる方法を教えてもらったので帰ってからも練習したい」と話した。

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