ヤクルト 育成・近藤 2021年以来2年1カ月ぶりに実戦登板で1回無失点最速145キロ 池山監督も称賛「みんなびっくり」
「練習試合、ヤクルト1-2BC福島」(24日、戸田球場)
育成の近藤弘樹投手が、2021年の5月26日・日本ハム戦で右肩の肉離れを発症して以来、約2年1カ月ぶりに実戦のマウンドに上がった。
最速145キロの真っすぐと、代名詞のシュートを交えて7球。内野ゴロ2つと内野フライと、持ち味の打たせて取るピッチングで1イニングを無失点で投げきった。
近藤は登板を終えて「ある程度ストライクゾーンも整っていた。痛みもないし2年1カ月ぶりにしては十分じゃないかな」とほっとした様子。今後は「けがを治すことが僕の中で一番。どれだけパフォーマンスを上げるのが大事なので、焦らず焦りつつやっていきたい」と先を見据えた。
池山隆寛2軍監督は「みんなびっくりしてんで」と笑顔。「リハビリも順調。ブルペンでも140キロを越えるボールを投げられなかったけど、試合に入ると気持ちも体も(乗ってくる)」と手放しで褒めた。