「ロッテ６－５日本ハム」（２５日、ＺＯＺＯマリンスタジアム）

　日本ハムがミス、ミスでロッテ相手に連敗を喫した。

　　痛恨だったのは、七回だった。イニングをまたいだ生田目が先頭の角中を歩かせると、田村の打席で頭部付近を襲う大暴投。二塁に進まれ、送りバントで１死三塁のピンチを背負った。さらに続く安田の打席。打球は前進守備を敷いた二塁・石井の前に飛んだ。

　１点勝負の終盤戦。本塁送球を試みたが大きく反れ、捕手・マルティネスも捕球できず生還を許した。

　試合後、新庄監督は石井のプレーについて「二ゴロのホームへの送球は緊張なのか、実力なのか。ファインプレーしてくれとは言ってないわけで、普通のプレーを普通にする安心感を持たせるプレーをしてくれればいい。ああいうプレーはもったいないし、本人のプラスにならない。ああいうプレーをするとレギュラーも離れていく」と、語気を強めた。

　ただ、九回に１死三塁から清宮に１軍復帰後初本塁打となる２号２ランを放つ明るい材料も。指揮官は清宮について「清宮くんもいい本塁打を打ってくれた。角度をつかんだと思う。ホッとしてるんじゃないかな」と、称えた。