今秋ドラフト候補の上田西・横山聖哉 練習試合で5打数1安打1打点 日本ハム・山田スカウト顧問「上位になるんじゃないかな」
「練習試合、市船橋5-6上田西」(25日、市船橋グラウンド)
上田西がサヨナラ勝ちした。今秋ドラフト候補に挙がる横山聖哉内野手(3年)は「3番・遊撃」で出場し、5打数1安打1打点。3球団5人のスカウトが視察し、日本ハム・山田正雄スカウト顧問は「体もいいし、肩もいい。スイングが速いのが魅力。将来的に面白い。上位になるんじゃないかな」と好評価した。
180センチ82キロの大型遊撃手で高校通算28本塁打を誇る。この日は1-0の三回無死二塁で中堅への適時二塁打を放った。「少し大きいのを狙いすぎた。納得のいく結果じゃなかった」と振り返ったが、鋭い打球を飛ばし、大器の片りんを見せた。
5-2の八回からはマウンドに上がり、2回3安打3失点。直球は、自己最速にあと1キロと迫る147キロをマークするなど、身体能力の高さを伺わせた。
同校OBで3学年上の阪神・高寺望夢内野手(20)とは小中高同じチームで「ずっと憧れ」と背中を追う。横山は「高卒でプロに行きたいと思っている。今もだけど、調子が悪いときに修正できる力が上(のレベル)に行くにつれて大事になる。そういう力を付けていきたい」と、先輩と同じ舞台に立つため、アピールを続ける。