巨人は２７日、坂本勇人内野手について、「右大腿二頭筋長頭肉離れ２度」と診断されたことを発表した。一般的に２度では復帰まで１～２カ月が必要とされており、前半戦での復帰は絶望的となった。

　坂本は２３日の広島戦、１番で二塁内野安打を放った際、走塁中に右太もも裏を故障。開始１分で負傷交代となった。試合後、原監督は「非常にケガとか我慢強い人があそこまで。簡単ではないとは思いますね」と心配していた。今後は引き続き、故障班でリハビリを行う。

　開幕直後こそ不振だったが、５月、６月は復調。特に６月は打率・３３８、３本塁打、９打点で１番での起用が続いていた。チームにとっては痛恨の長期離脱となった。