新庄日本ハム 沖縄で会心の逆転勝ち!5番降格の万波が14号特大の決勝弾 北海道出身の伊藤が沖縄で勝利投手に
「西武1-2日本ハム」(27日、沖縄セルラースタジアム那覇)
日本ハムが万波のシーズン自己最多に並ぶ14号特大弾で逆転勝ち。連敗を2で止めた。
新庄監督は「きょう、暑くてもう熱中症で清宮4番にした」と冗談っぽく話していた。4番に清宮を置き、5月30日以降21試合続けて4番を務めていた万波を5番に下げて臨んだ。
打線は六回まで西武先発・平良の前に、初回の先頭石井の三塁打以降無安打と沈黙し。七回、清宮がチーム2安打目となる中前打で出塁。続く万波は、逆風をついて左翼スタンドの防球ネット最上段に当たる1発で、劣勢をひっくり返した。「打ったのはスライダー。最高です!!」とコメントが弾んだ。
先発の伊藤は平良と白熱の投手戦を展開。六回に外崎の中前打で1点を失ったが、三、四回には併殺でピンチをしのぐなど要所を締める投球。7回6安打1失点で4勝目を挙げた。
伊藤は「北海道出身の投手が沖縄で勝つのは初めてということで気合い入れて投げました。初めては何でも嬉しい」と笑みを浮かべ、ファンの歓声を浴びた。