ロッテ・佐々木朗 夢舞台の借りは夢舞台で返す!今年は球宴ゼロ封「去年はストレートを投げすぎた」
「マイナビオールスターゲーム2023」(7月19日・バンテリンドームナゴヤ、同20日・マツダスタジアム)のファン投票最終結果が28日発表され、ロッテ・佐々木朗希投手(21)が2年連続でパ・リーグ先発投手部門1位となった。「たくさん投票してもらい、すごくうれしいし光栄。いつも通りの自分らしい投球をして、勝負を楽しみたい」と笑みをこぼした。
初出場だった昨年は1回3安打1失点。真骨頂の三振も奪うことができなかった。「去年はストレートを投げすぎた。今年はしっかりゼロで抑えにいこうかなと思います」と内容にもこだわる考えを示し、夢の舞台でのリベンジを誓った。
21年に巨人・ビエイラがマークした163キロの球宴最速記録の更新にも期待がかかる。昨年は、14年に日本ハム・大谷翔平(現エンゼルス)が記録した球宴日本選手最速162キロに並んだ佐々木。「球速に関してはいつも狙って投げているわけではないので。良いコンディションで迎えたい」と控えめながら、今季は165キロをマークしており、記録更新の可能性は十分にある。
「シーズンとは違った経験になるので、楽しみです」と胸を高鳴らせた右腕。全国の野球ファンが選出した令和の怪物の投球から目が離せない。