江夏豊氏が壮絶体験激白 顔を洗えず箸を持てなくても「ボールは持てる」と投げ込み敢行「江夏豊が飯を食えるように」
巨人のエースとして活躍した江川卓氏が28日、自身のYouTubeチャンネル「江川卓のたかされ」を更新。江夏豊氏がゲスト出演し、故障を乗り越えた過去について明かした。
「肩が痛い、肘が痛いというのは嫌っちゅうほど味わってきた」と江夏氏。そこを乗り越えるために「それでも投げた。本当に脂汗流して、投げて、投げて、投げ込んで。それが最終的に江夏豊がリリーフで飯を食えるようになった結果だろうね」と述懐した。
昭和の時代は現在のように医療技術も発達しておらず、メスを入れることもはばかられた時代。トレーニング法、ケア方法など確立されたものはなかった。その中で江夏氏は投げ込みを重ねることで、痛くないポイント、故障しない投げ方を見つけていったとみられる。
「確かに肩が痛いとき、肘が痛いときにボールを投げるのはつらい。顔を朝起きて洗えない、箸を持ったらポロポロ落ちる。それでもボールだけはちゃんと持てる。そういう経験を俺はしてきたからね」と現役時代を振り返っていた。