ソフトバンク・近藤の逆転3ランで首位に0・5差!オオタニさんばりの確信弾&華麗なバット投げ 最多タイ貯金「11」
「ソフトバンク3-2楽天」(29日、ペイペイドーム)
ソフトバンクが逆転勝利で貯金を今季最多タイの「11」に戻し、首位・オリックスに0・5ゲーム差と迫った。近藤健介外野手が確信の11号逆転3ランで試合をひっくり返した。
七回まで楽天の岸に完璧に封じられていたソフトバンク打線。だが降板直後に四球と安打で無死一、二塁の好機を演出すると、近藤が「空振りでもいいから」と代わった内のストレートを完璧に捉えた。
打球を満面の笑みで見つめながら歩き出し、エンゼルス・大谷ばりに華麗なバット投げを披露するとガッツポーズ。悠然とダイヤモンドを一周し始めた近藤。スタンドは大歓声に包まれ、ベンチ前ではチームメートから大きな祝福を受けた。
「打った瞬間に。完璧でした。歓声?あんまり覚えていないです」と興奮気味に振り返った近藤。試合前まで6月は打率・343と絶好調のFA戦士が、価値ある一発を放ってチームを大きな逆転勝利へ導いた。