6月は8勝14敗1分け 阪神失速でセ上位は4・5ゲーム差に4チームの混戦

 「巨人2-1阪神」(30日、東京ドーム)

 阪神がサヨナラ負けを喫した。延長十回、加治屋が代打・岸田に右翼へサヨナラ弾を浴びた。

 阪神は5月に勝率・792と驚異的な成績を残したが、6月は8勝14敗と負け越しでフィニッシュ。岡田監督は「あんまりええ月やなかったよな、そら」と振り返った。

 阪神の今季月別成績は以下の通り。

 3・4月 13勝10敗1分け 勝率・565

 5月 19勝5敗 勝率・792

 6月 8勝14敗1分け 勝率・364

 阪神の失速でセ・リーグ上位は混戦模様となってきた。この日、4連敗を喫しながら交流戦初優勝など、6月を13勝10敗で終えたDeNAが首位・阪神に1・5ゲーム差。

 破竹の6連勝で終え、6月を14勝9敗とした広島が阪神に2ゲーム、2位DeNAに0・5ゲームと迫ってきた。さらにこの日、阪神にサヨナラ勝ちした巨人は6月を12勝9敗で終え、3位・広島に2・5ゲーム差、首位・阪神に4・5ゲーム差につけている。

 なお、5位中日は4位巨人から8ゲーム離され、1ゲーム差の最下位がヤクルトとなっている。

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