日本ハム 金子千尋氏が引退セレモニー「18年間プレーできて本当に幸せ者」
「日本ハム-オリックス」(1日、エスコンフィールド)
オリックス、日本ハムで活躍し昨季限りで現役を引退した金子千尋氏(39)が試合前に引退セレモニーを行われた。
大型ビジョンに現役時代の勇姿が流されたあと、松本剛、加藤貴から花束が贈呈された。スピーチでは「プロ野球選手として18年という長い期間プレーすることができて本当に幸せ者です」と挨拶。「家族の存在と僕をプロ野球界に導いてくれた両親に感謝しています。あらためて僕の家族になってくれて、僕を産んでくれてありがとうございます」と感謝の思いを述べた。
最後にマウンドから“ファイナルピッチ”を行った。サプライズで自身の子どもたちがグラウンドに登場。打席に立つ息子へ、山なりの最後の1球を投げると拍手が起こった。
金子氏は2004年ドラフト自由獲得枠でオリックス入り。2010年に17勝を挙げて最多勝。2013年に最多奪三振、2014年に16勝、防御率1・98でリーグトップとなり、最優秀選手、沢村賞を受賞。2019年に日本ハムに移籍した。現役通算130勝94敗5セーブ、防御率3・08だった。引退後は日本ハムの特命コーチに就任。米国でコーチ留学していた。