DeNA・バウアーが味方の拙守に激怒 挟殺プレーミスにあ然、絶叫 投ゴロ猛ダッシュには球場騒然 6回2失点で6勝目ならず
「DeNA2-2中日」(1日、横浜スタジアム)
DeNA先発のバウアーが仲間の拙守に激怒した。
六回2死一、二塁で岡林の打球は二遊間へ飛んだ。打球を処理した二塁手・牧は一塁が間に合わないと判断。二塁ベースを回っていた一走・龍空を追いかけ、挟殺プレーに持ち込んだ。
二走・石橋は三塁ベースへ到達していたが、龍空に押し出されるように本塁へ。牧は捕手・伊藤に送球し、三本間の挟殺プレーに持ち込んだが、ここでアウトにできず。
結局、伊藤光が送球に迷う間に全てのランナーが戻り、オールセーフに。まさかの凡プレーに、バウアーはあ然。バックネットに向かって、放送禁止用語とみられる言葉を何度も発して大絶叫した。マウンド付近に選手が集まったが、ここでも怒りをにじませた。
続く高橋の場面ではギアを上げ、最速159キロを計測。投ゴロに仕留めたが、一塁に送球することなくベースへ猛ダッシュ。ベンチへ戻る際には再び発狂し、球場も騒然となった。
結局、六回裏の攻撃で代打を送られて交代。6回2失点で降板となった。この日は内野守備でミスが目立ち、足を引っ張られる場面があったが、要所を締めた。
試合は八回にDeNAが追いつき、バウアーの黒星は消滅。助っ人は気を持ち直し、ベンチで仲間のプレーに拍手を送った。試合は結局、引き分けに終わった。