DeNA バウアー激怒の挟殺プレーミス 内野陣はどうすれば良かった?

 6回、岡林の二塁へのゴロで内野陣はランダウンプレーに持ち込むが、1死も取れず激怒するバウアー(撮影・佐藤厚)
 6回、岡林は二塁へのゴロ。バウアーは本塁のバックアップ(撮影・佐藤厚)
6回表中日2死一,二塁、岡林勇希は二塁へのゴロ。DeNA内野陣はランダウンプレーに持ち込むが、1死も取れず=横浜スタジアム(撮影・佐藤厚)
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 「DeNA-中日」(1日、横浜スタジアム)

 DeNA先発のバウアーが、仲間の拙守に激怒した。

 六回2死一、二塁。岡林を二ゴロに打ち取ったが、挟殺プレーでまさかのオールセーフ。あ然としたバウアーは放送禁止用語を何度も吐き捨て、球場は騒然となった。

 この場面、内野守備のどこがまずかったのか。まず二塁手・牧はゴロを処理した際、打者走者の岡林をアウトにするのは間に合わないと判断。二塁ベースを回っていた一走・龍空を三塁へ追い込んだ。すでに二走・石橋は三塁へ到達していたが、龍空に押し出されるように本塁へ。ここで牧は捕手の伊藤に送球した。

 DeNA内野陣としては石橋を三本間で挟み、ここでアウトにしなければいけなかった。だが、ボールを持った伊藤光は三塁手・京田に送球せず、二塁へ戻ろうとした龍空に気を取られてしまった。

 結果的に、この判断が3人の走者を生かすことに。スルスルと戻った龍空を刺そうと伊藤光は迷いながら二塁へ送球したが、すでに遅く、遊撃手・大和はタッチできなかった。プロ野球の挟殺プレーでは走者があきらめがちになることも少なくないが、走者が最後まで粘ったことも中日にとっては奏功した。

 この後、マウンド付近に仲間が集まったが、バウアーは怒り心頭。次打者の投ゴロでは一塁へ送球することなく、自らボールを持って猛ダッシュ。一塁ベースを踏んだ。

 この日は内野守備の拙守が目立つだけでなく、球審の判定にもいら立ち。6回2失点にまとめたが、6勝目はならなかった。

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