巨人 完封負けで好投の菅野を見殺し 大山の一発に泣く 阪神・伊藤将には直近2年で5戦5敗
「巨人0-3阪神」(1日、東京ドーム)
巨人が接戦を落とし2連勝ならず。再び貯金が1まで減った。
打線は阪神先発・伊藤将に苦しめられた。四回には2死一、三塁の好機を迎えたがウォーカーが右飛に倒れた。五回は先頭の中田翔が四球で出塁するものの、北村拓が二ゴロ併殺打に倒れチャンスを広げることはできず。六回には1死二塁の好機が訪れたが、3番・秋広が遊直、続く岡本和は中飛に倒れた。左腕に7回を4安打無得点。伊藤将が相手では直近2年で5戦5敗の屈辱を味わった。
先発した菅野は7回を今季最多110球、2安打1失点と力投した。直球が走り変化球もさえた。四回2死後、大山に148キロ直球を左中間スタンドに運ばれて先制点を献上。この日、打たれた初安打が痛恨の一発になった。ただその後も安定した投球を見せた。七回2死一、二塁の場面では、梅野を149キロで空振り三振に仕留めた。
中12日、今季3度目のマウンドで奮闘した菅野。だが打線の援護に恵まれず2勝目はならなかった。