大学日本代表 昨年都市対抗王者のENEOSに逆転負けも大久保監督「今日の負けでさらにまとまりが出る」

 「オープン戦、ENEOS6-5大学日本代表」(1日、バッティングパレス相石ひらつか)

 大学日本代表は、昨年の都市対抗王者の強豪・ENEOSに逆転負けした。

 序盤は大学日本代表の流れだった。両チーム無得点の二回、無死一、二塁の好機をつくると「6番・DH」の慶大・広瀬隆太内野手(4年・慶応)が右中間への適時二塁打で2点を先制。「(チームとしては対外試合の)初戦だったのでなんとか流れを作ろうと思っていた」と納得の一打でチームを盛り上げた。3-0の六回には2死一、二塁で代打の山梨学院大・宮崎一樹外野手(4年・山梨学院)が右中間への2点適時三塁打を放って加点した。

 投手陣は先発した青学大・下村海翔投手(4年・九州国際大付)が3回2安打無失点と好投。二回、二死満塁では今秋ドラフト候補に挙がる5番・度会隆輝外野手(20)=横浜=を「イメージ通りの打ち取り方ができた」と内角カットボールで一ゴロに仕留め、ピンチをしのいだ。その後は継投し、八回に3失点、九回に2失点で同点に。十回タイブレークでは相手を1点に抑えたものの裏の攻撃で得点を奪えなかった。

 大久保哲也監督は「さすがENEOSさん。日本一のチームということで、手本になるチーム。(試合後に)追い込まれてからの外の対応を見習おうよと選手に話した。(大学生は)野手もピッチャーも久々の実戦で、緊張感を持ったゲームだった。非常にチーム全体として良い収穫だった。今日の負けでさらにまとまりが出てくるんじゃないかなと感じます」と振り返った。

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