ソフトバンク・周東が神の手で同点のホームを奪う 前進守備の西武外野陣をあざ笑う快足を披露
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「西武-ソフトバンク」(1日、ベルーナドーム)
ソフトバンク・周東右京内野手が「神の手」で貴重な1点をもぎ取った。
1点を追う八回先頭で柳町が左前打を放つと、代走で登場。続く栗原の右前打と今宮の犠打で三塁に進んだ。代打・野村の打球は前進守備を敷いた中堅手前に飛んだが、それでも周東はスタートを切った。中堅・長谷川からダイレクトで矢のような送球が返ってきたが、捕手・古市のタッチより先に、周東の伸ばした左手が少しだけ早く本塁ベースに触れていた。西武・松井監督からリクエストが要求されたが判定は変わらず。
WBC準決勝のメキシコ戦で一塁から長躯サヨナラのホームに滑り込んだ周東は、一塁側ベンチで歓喜のハイタッチを繰り返していた。