福留氏、DeNAの挟殺珍プレーに「喝」上原氏はブチギレのバウアー「大好き」米での問題点指摘
元中日、阪神でメジャーリーグでも活躍した福留孝介氏が2日、TBS系「サンデーモーニング」に出演し、1日のプロ野球「DeNA-中日」の試合での珍プレーに「喝」を入れた。
六回の中日の攻撃。2死一、二塁で岡林の打球は二遊間へ飛んだ。打球を処理したDeNA二塁手・牧は一塁が間に合わないと判断。二塁ベースを回っていた一走・龍空を追いかけ、挟殺プレーに持ち込んだ。二走・石橋は三塁ベースへ到達していたが、龍空に押し出されるように本塁へ。牧は捕手・伊藤に送球し、三本間の挟殺プレーに持ち込んだが、ここでアウトにできず。結局、伊藤光が送球に迷う間に全てのランナーが戻り、オールセーフになってしまった。まさかの凡プレーに、バウアーはあ然。バックネットに向かって、放送禁止用語とみられる言葉を何度も絶叫した。
巨人、米大リーグ・レッドソックスなどで活躍したプロ野球解説者の上原浩治氏はバウアーの態度について「味方に怒っているのか、自分に怒っているのか。両方あると思うんですね」と分析した。「ピッチャーからしたら、挟殺プレーには『入らない方がいい』って言われてますから、野手に任せたってなってる中でアウトを取れなかった。イライラしてるのは表情で分かりますよね」と理解を示した。
福留氏は「2アウトなんで、だれか1人をアウトにすればいいだけなんですけど、野手も全員集まって、どこに入っていいか、わけ分からなくなってるんですよね」と苦笑い。「守備に関しては『喝』ですよね」と指摘した。「今週勝てなかったなっていうところは、こういうプレーに出てきますねぇ」とDeNAのチーム成績にも言及した。
上原氏はバウアーについて「短気な性格ですから」と説明。「アメリカでも問題になってるのはこういう性格のところで、監督に反抗的な態度を取ったりしてトレードになったりっていうのもありましたから」と語った。最後は「ぼくはこういうタイプ、大好きなんですけど」と付け加えた。