巨人7戦ぶり&坂本離脱後初の3得点以上で快勝 原監督「勇人も胸をなで下ろしていると思う」
「中日1-5巨人」(4日、バンテリンドーム)
久々に快音が続いた。丸、大城卓の一発で快勝し、バンテリンドームでの連敗は4でストップ。坂本が右太もも裏の肉離れで離脱して以降では初、7戦ぶりに3得点以上を挙げての勝利に巨人・原辰徳監督(64)は「勇人がいなくなってから3点以上取ったの初めてじゃない?ちょっと勇人もホッと胸をなで下ろしていると思うよ」と上機嫌だった。
三回1死一塁から丸が先制2ランを放つと、1点リードの八回に2死一、三塁から大城卓が右翼へ3ランを放り込み、試合を決定づけた。特に原監督は大城卓を独特の表現で絶賛。カウント3-0からの一発に「あそこで集中力を持って、1球にかけられるのはすごい。なかなかいないと思いますよ。まあ、少なくとも東海大学では彼1人だと思う」と冗舌だった。
一方で上向いてきたように見える打線については「いやいや、そんなことないと思うよ」と話し、かぶとの緒を締めた指揮官。“坂本離脱ショック”をようやく払拭(ふっしょく)し、進撃を再開する時が来た。