中日先発の高橋宏、初回18球で緊急降板!先頭打者の打球直撃→続投も満塁被弾 ドタバタの末に結局交代
「中日-巨人」(5日、バンテリンドーム)
中日先発の高橋宏斗が初回、先頭ブリンソンが放った投手強襲の打球が左太もも裏付近を直撃。苦悶(くもん)の表情を浮かべ、治療のため、ベンチ裏へ向かった。
ベンチ裏で状態を確認後、再びマウンドへ。指でOKマークを作り、続投した。
だが、安打、四球で無死満塁のピンチを招くと、岡本和に満塁本塁打を浴びた。続く大城卓に死球を与えたところで、落合ヘッド兼投手コーチが慌ててマウンドへ。高橋宏と言葉を交わした後に交代しようとしたが、ルール上、認められず。高橋宏も降りかけたマウンドに戻り、次打者、梶谷を一ゴロに打ち取ったところで交代となった。
左太もも裏を気にする仕草もみせ、18球での緊急降板。ドタバタの末、岡野がマウンドに向かうと、バンテリンドームがどよめいた。
WBC日本代表にも選出された高橋宏はここまで3勝6敗、防御率1・95。安定した投球を続けてきたが、アクシデントでプロ最短での降板となった。