巨人・梶谷「必死だった」延長十二回殊勲打 激闘4時間44分制した!7日からドラ1浅野が初昇格へ
「中日6-7巨人」(5日、バンテリンドーム)
4時間44分の激闘で勝利を呼び込んだのは節目の試合を迎えた苦労人だった。巨人・梶谷隆幸外野手(34)が延長十二回に勝ち越しの2点中前適時打。塁上ではガッツポーズを繰り出し、「非常に疲れていたけど、なんとか勝ちたいと思って、必死だった」と胸をなで下ろした。
延長十二回1死二、三塁で打席を迎えた梶谷。祖父江のスライダーを捉え、打球は前進守備の遊撃手の横を抜けた。この日が通算1000試合目の出場。近年はケガに苦しみ、今季も育成からのスタートだったことも振り返り、「感慨深いというか、僕に関わってくれた全ての人に感謝したい」と話した。
これでチームは2連勝となった中、7日・DeNA戦(東京ド)からはドラフト1位・浅野(高松商)もプロ入り後初の1軍昇格の見込みとなった。大型新人も輪に加え、勢いを加速させる。