日本ハム・江越が親孝行特大弾「両親も来ているので結果を残したかった」新庄監督は「どうした?どうした?」
「ソフトバンク4-3日本ハム」(6日、ペイペイドーム)
日本ハムは同点の八回にソフトバンク・柳田に決勝三塁打を浴びて2連敗となった。2点を追う七回に江越が5号ソロ。八回にはマルティネスが一時は同点となる適時打を放つなど粘りは見せた。
追撃の一発で、持ち前のパワーを見せつけた。七回2死。高々と上がった打球に打った江越は確信、左翼・近藤は一歩も動かなかった。左翼席中段に達する、6月9日の阪神戦(エスコン)以来の5号特大ソロとなった。
「感触は良かったです」と振り返り、「両親も来ていたので。結果を残したいっていうのはありました」と笑顔を見せた。1軍の試合では両親の前で、初めて放った本塁打。新庄監督も「どうした?どうした?(笑い)レフト一歩も動かず、ハハハハ(笑い)。びっくりしたね」という脅威の打球だった。
6月28日以来のスタメンで2安打1打点と期待に応えた。それでも「反省も出た」と言う。
三回は中前打で出塁して2盗、だが石井の定位置の右飛の間に三塁を狙って憤死した。新庄監督は「あれは別に責める走塁ではない」と話したが、江越は「僕が外野手だったらなめんなよっていう…あれは僕の中ではミス」と話した。
九回2死二塁で打席に立ったが3球三振に倒れた。「最後の打席。もうちょっと対応の仕方が。あれだけ速い真っすぐを投げるピッチャーなんで」と明かした。
五十幡、浅間の合流で一気に激しくなった外野手争い。新庄監督は「江越君も浅間君も打ったし。激しい争いをしているね」と喜ぶ。江越は「(反省点を)次に生かせるように。しっかりやっていきたい」と結果を出し続けていく。