日本ハム移籍の郡司、7・9捕手デビューへ「自分をどんどんアピールしたい」「機会を与えてくれることはありがたい」

 日本ハムの郡司裕也捕手(25)が本職でのアピールを誓った。9日のロッテ戦(エスコンフィールド)で、同時に中日からトレード移籍した山本拓実投手(23)との先発バッテリーで、移籍して初めてマスクをかぶる。「1軍での(捕手での)スタメンは2年ぶり。思い切ってやりたい」と意気込んだ。

 移籍してこれまで指名打者と代打での出場だった。1軍昇格後6試合全てに出場し、打率・389、1本塁打、4打点と打者としてのアピールを続けている。

 次は捕手としての出番。「新庄監督は僕のことを捕手としては全然わかんないと思うので、前どうだったかというより、自分をどんどんアピールする気持ち。自分をどんどん表現したい。その機会を与えてくれることはありがたいですね」と話した。

 山本拓とは中日時代に何度もバッテリーを組んできた。「球の強さとか勢いで勝負する投手なので。ゾーンで勝負しながら彼のいいところをどんどん引き出すだけ。抑えさせてあげたいですね」と後輩の好投を導く思いだ。

 新庄監督はかつて「打てる捕手が理想」と話していた。それでも「捕手で出るときは打撃のことは置いておいて。まずは守備第一でやりたい」と話す。「いろんなところで出つつ、捕手で出るときはしっかりチームを勝たせる。そういうのがいいかなと思います」。その都度与えられた役割を果たすことで、チームに貢献していく。そんな理想像を思い描いた。

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