日本ハム移籍の山本拓「やってやる」新庄監督の粋な演出、9日ロッテ戦で郡司と元中日バッテリー

 試合前、キャッチボールで調整する山本(撮影・中島達哉)
 試合前、郡司(右)に声をかける新庄監督(撮影・中島達哉)
 試合前、ブルペンで山本(右)の投球を受け、話をする郡司(撮影・中島達哉)
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 日本ハムの山本拓実投手(23)が9日のロッテ戦で、移籍後初の先発マウンドに挑む。当日は同じく中日からトレードで加入した郡司裕也捕手(25)とバッテリーを組む予定。新庄監督の粋な計らいで用意された舞台で、元中日バッテリーが猛アピールを狙う。

 この日、ブルペンで27球を投げるなど、最終調整を終えた山本拓は「何度来てもすごい球場ですし、本当に新天地ということで。気持ちはすごい晴れやかなので、その中ですごいやってやろうという気持ちはあります」と気合十分。慌ただしい移籍の中、新生活もようやく落ち着き「生活も安定してきたので、ピッチングも安定できるように」と笑わせ、快投を誓っていた。

 6月にトレードで加入した2人について、新庄監督は同月29日に「7月9日。山本君と郡司君、先発でいきます。日曜日がいいでしょ。ファンがいっぱいいた方が」と明言。早々とバッテリーでの起用を予告していた。

 同月30日に1軍昇格した郡司は、ここまで6試合に出場。4日のソフトバンク戦ではプロ初本塁打を放つなど、1軍昇格後6試合全てに出場し、打率・389、1本塁打、4打点と打者としてのアピールを続けている。先発マスクは2021年7月4日のヤクルト戦(バンテリンドームナゴヤ)以来。2年ぶりの出場となる。

 一方、山本拓も同月27日の昇格後、中継ぎで2試合に登板。計3イニングを無失点に抑えるなど、上々の結果を残している。先発は2020年7月21日の巨人戦以来。先発として勝利すれば同月1日の阪神戦以来、1103日ぶりの白星となる。

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