巨人 右の代打強化へ 大ベテラン中島が今季初の1軍合流
「巨人-DeNA」(8日、東京ドーム)
巨人・中島宏之内野手(40)が、今季初めて1軍に合流した。
中島は、沖縄での春季キャンプ中の3月2日・紅白戦で六回に右手に死球を受けた。病院で検査を受けた結果、「右母指末節骨骨折」と診断され、その後はファームで調整を行ってきた。イースタン・リーグでは45試合に出場して打率・255、0本塁打、16打点をマークした。
チームは、7日・DeNA戦(同)で今永ら相手投手陣に苦しめられ、球団ワーストタイの17三振を喫して敗れた。1-2の七回には1死二、三塁の絶好機を迎えて長野、岸田と右の代打攻勢を仕かけたが2者連続空振り三振に倒れていた。
今月に41歳の誕生日を迎えるチーム最年長。勝負強い大ベテランの存在も、今の巨人に不可欠な状況といえそうだ。