日本ハム・井川オーナー 新庄監督続投意欲に未定強調も「長期的に見れば成長が」「突飛なことも許容範囲」
プロ野球12球団のオーナー会議が10日、都内のホテルで開催された。日本ハム・井川伸久代表取締役社長兼取締役オーナーは、新庄剛志監督が来季の続投に意欲を示していることについて「まだ決まっていないです」としながらも「全体で決めた内容に関しては、余程のことがない限り了承していく」「球団が決めた内容に対してはリスペクトしながら応援したい」と考えを示した。
就任2季目を迎えている新庄監督は、最下位に終わった昨年9月28日の本拠地最終戦で、ファンの前で続投を表明。自ら1年契約を希望して、ビッグボス改め新庄監督として今季の采配を執っている。現在は35勝44敗で4位と0・5差の5位。直近4連敗で、借金は今季ワーストタイの9となっている。
「チームの強い弱いはありますが、ファンサービスに対しては満足しています。いろいろ突飛なこともありますが、それも許容の範囲」と説明。「もちろん結果もほしいですが、非常に良い雰囲気で選手が競って、成長しているのが分かると思う。短期的に見るのではなく、長期的に見たときに選手がどんどん成長していくことがファイターズにプラスになると考えていますので。長期的に見れば成長が見えてきている。そういうところはいい方向に向いているのではと思っています」と明かした。