強制性交容疑で書類送検の西武・山川穂高 後藤球団オーナーが謝罪「遺憾だし残念」対応は検察の判断決定後に

 榊原定征コミッショナー(左)と共同会見を開いた議長の西武・後藤高志オーナー(撮影・園田高夫)
 榊原定征コミッショナー(左)との共同会見を終え降壇する西武・後藤高志オーナー(撮影・園田高夫)
 オーナー会議で議長を務めた西武・後藤高志オーナー(右)=代表撮影
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 プロ野球12球団のオーナー会議が10日、都内のホテルで開催された。会議後、会見で議長を務めた西武・後藤高志球団オーナーが、知人女性に対する強制性交容疑で5月23日に書類送検された山川穂高内野手についても公の場で初言及。謝罪の言葉を述べた。

 後藤球団オーナーは「遺憾だし残念です。ファンの皆様、関係者の皆様に多大なるご心配、ご迷惑をおかけしたことを私としてもおわび申し上げます」と謝罪。その上で「まだ検察の判断が出ておりません。従いまして、山川選手に対する対応はその判断が出てから」と説明した。また「今回の事を真摯に反省した上で、彼自身がしっかりとした道を歩んで行くということを期待しています」とも話した。

 山川の書類送検容疑は昨年11月、東京都港区のホテルで20代女性に性的な暴行をした疑い。警視庁は起訴を求める「厳重処分」ではなく、判断を検察に委ねる「相当処分」の意見を付けた。騒動発覚後の5月12日に「総合的に判断してコンディション調整」という理由で出場選手登録を外れ、現在は球団施設で3軍の練習に参加している。

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