決勝アーチの巨人・中田翔 ドラ1・浅野翔吾を絶賛「スイングを見て納得」「簡単に1本出る」

 3回、右中間へソロを放った秋広(右)を迎える山崎伊(左)と中田翔(撮影・伊藤笙子)
 大粒の汗を流しながら練習する浅野(撮影・伊藤笙子)
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 「巨人4-0広島」(11日、東京ドーム)

 巨人の中田翔内野手が二回、決勝打となる11号ソロを放った。プロ通算299号。節目の300号にも王手をかけたが「上にはたくさんすごい先輩方がいる。通過点」と意に介さなかったが、1軍昇格したドラフト1位の浅野翔吾外野手(18)=高松商=を絶賛した。

 初出場となった8日のDeNA戦。2三振に加え、右翼の守備ではずっこける“笑撃”のデビューとなった。このプレーに対して中田翔は「すごく一生懸命やっている中での結果なのでね」と前置きした上で、グラウンドで感じる素質の高さを絶賛。「1軍に呼ばれる何かがあるんだろうと思っていたら、スイングを見て納得しました。簡単に出るんじゃないですか、一本ぐらい」と、早期のプロ初安打も“予言”した。

 この日、出場はなかったが、ベンチでの姿についても「彼自身、すごく必死なんだと思います。試合に出てない時も、データであったり資料を見てね。頭にたたき込んで、いつでも行けって言われた時に、自分の力を発揮できるような準備をしている証拠。すごくかわいい子だと思います」と目を細めた。

 自主トレを共にする秋広とともに「彼らはこれからのジャイアンツを背負うような選手」と期待。「お互いがレベルアップしていけたらいいなという気持ちは常に持っている」と後輩にも刺激を受けながら、切磋琢磨(せっさたくま)して勝利を目指していく。

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