今季最多14奪三振のロッテ・佐々木朗 奪三振ショーの裏に先輩からの刺激「種市先輩の追い上げが凄いので焦ってます」
「オリックス3-5ロッテ」(12日、京セラドーム大阪)
ロッテの佐々木朗希投手がオールスター前最後の先発登板に臨み、7回104球3安打1失点、今季最多の14奪三振の快投で、7勝目をあげた。
佐々木朗は初回に1点を失ったものの、自己最速タイ165キロのストレートと、切れ味鋭いフォークを武器に、初回から三振を量産。二回、四回。五回はすべてのアウトを三振で奪うなど、快投を続けた。
今季8度目の2桁奪三振。1シーズン8度目の2桁奪三振は、球団では95年に12度をマークした伊良部秀輝氏以来で、球団史上2人目となった。
ヒーローインタビューでは「先制されてしまったんですけど、打線の援護があって、なんとか耐え抜くことができました。5点とってもらって、自分のペースで投げることができた。本当に助かりました」と振り返り、角中の逆転2ランに「さすがです」と、語った。
14奪三振という結果については「最近、種市先輩の追い上げが凄いので焦ってます」と、ここまで佐々木に次ぐ101奪三振をマークしている種市の名を挙げ、チーム内で刺激し合っている様子。「三振だけじゃなく、内容も伴っていたのでよかったと思います」と、うなずいた。