ヤクルト 村上が1試合2発で逆襲宣言「まだまだこんなもんじゃない」悩める胸中も吐露「うまくいかないことばかり」
「ヤクルト8-5中日」(12日、神宮球場)
ヤクルトが逆転勝ち。村上が13号3ラン&14号ソロを放ち、2安打4打点で勝利に貢献した。
主砲に久々の笑みがこぼれた。1点を追う六回、祖父江から右翼席へ弾丸ライナーの逆転3ラン。11試合ぶりの一発に安どの表情を浮かべながらダイヤモンドを一周した。さらに、目覚めた4番は八回にも右翼席へとどめの一発を放った。
7月待望の初アーチに、今季2度目の1試合2発。1本目の本塁打について「インコースの真っすぐ。しっかり捉えられて良かった」と振り返ると、「昨日に限らず全然打ててない。いいきっかけをと試行錯誤しているが、うまくいかないことばかりだったけど、うまくいって良かった」とうなずいた。
2本目についても「前の打席のいい感覚を確認して、これなら打てると。結果としてホームランになって良かった」と復調の手応えを感じている様子。昨季3冠王は、「ふがいない前半戦だったので、後半戦は巻き返して、スワローズまだまだこんなもんじゃないので。がんばります!」と力強く逆襲宣言した。