日本ハム・五十幡がまさか 右飛で一塁からタッチアップし憤死 新庄監督固まる 反撃の炎がしぼみ7連敗
「日本ハム2-3楽天」(13日、エスコンフィールド)
日本ハムの最終回の攻撃でまさかの走塁ミスが起こった。
1点を勝ち越されて迎えた九回裏。楽天の守護神・松井裕に対して先頭の上川畑が右前打で口火を切った。続く五十幡の犠打が野選となって無死一、二塁と好機を広げた。
清宮が放った右翼への飛球はフェンス手前まで飛んだが、惜しくもスタンドインとはならず。二塁走者の代走・江越が三塁へタッチアップしたが、一塁走者の五十幡も二塁へスタートを切った。
しかしボールは右翼からセカンドの中継、そして二塁ベースカバーのショートへと転送されてタッチアウト。ベンチの新庄監督は呆然とした表情を浮かべて、固まったまま。「あれはね、若いっすね。びっくりした。こっちが」と痛すぎる走塁ミスとなってしまった。
仮に1死一、三塁でも打者視点で言えば犠牲フライでも最低同点になるというメンタルで打席に入ることができる。戦術面でも色んな作戦がとれる。五十幡の走力であればスチールも十分に考えられた場面だ。
2死三塁から確実に安打が必要な状況で万波は三振に倒れた。チームはこれで7連敗。借金も今季ワーストの12となった。