西武・平良 異例の申告敬遠要求を説明「近藤さん、ちょっと怖かった」「しっかり打たれました」と苦笑い
「ソフトバンク2-4西武」(13日、ペイペイドーム)
西武・平良が7回2失点で6勝目を飾った。
唯一失点したのは五回。2死一、二塁で近藤に対して2ボールとなると、平良はマウンドで右手を挙げてベンチへ合図。豊田投手コーチ、トレーナーが慌ててマウンドへ向かった。
何らかのアクシデントが生じたかと思われたが、すぐに2人はベンチへ。豊田コーチから状況を聞き、苦笑いを浮かべた松井監督が申告敬遠を球審に告げた。
異例の申告敬遠要求。だが、直後に2死満塁から柳田に2点適時打を許した。この場面について、平良はヒーローインタビューで説明。「2ボールで近藤さん。ちょっと怖かった。柳田さんと勝負したが、しっかり打たれました」と苦笑い。ただ、その後も粘り強く投げ、「絶対点を取ってくれると信じていました」と振り返った。
終盤に打線が逆転し、白星をゲット。「(ソフトバンクに)3連勝を飾ることができて、気持ち良く帰れると思います。サヨナラ」と笑わせた。