6連敗のソフトバンクはモイネロ不在響く 藤本監督「今は7回が甲斐野、8回は津森」打線もつながらず「流れ悪いね」
「ソフトバンク2-4西武」(13日、ペイペイドーム)
ソフトバンクは2年ぶり、藤本監督就任後初の6連敗を喫した。
逃げ切りに失敗した。先発の大関は6回1失点でしのいだが、115球を費やしており継投策に入った。
しかし、2-1の七回表に2番手・甲斐野が先頭の9番・金子に三塁打、2番・源田に適時打を浴びて同点に追いつかれた。そして2-2の八回表には3番手・津森が無死から死球と安打で走者をため、1死二、三塁から長谷川を詰まった遊ゴロに仕留めるもその間に勝ち越し点を献上した。
引き離されたくない九回表も4番手・武田が1点を奪われて、リリーフ陣は総崩れとなった。
ソフトバンクは本来八回を任されるモイネロが左肘の関節炎で8日から登録抹消中。藤本監督は「モイネロがいない中、今は7回が甲斐野ですからね。8回は津森。これはシミュレーションで決まっているんで」と苦しい台所事情について言及した。
また、7四死球をもらいながら決定打を欠いた打線について問われると「流れ悪いね。俺が俺が、というくらいの1人1人が気持ちを持ってやっていないと本当にこのままズルズル行く。明日はいいリフレッシュの練習をして、明後日からオールスター前最後の3つを全員で全力で頑張りましょう」と懸命に前を向こうとしていた。