ホークスが泥沼2年ぶりの7連敗…藤本監督は天を仰ぎ&川瀬はヘルメットたたきつける 前半戦の首位ターン消滅
「ソフトバンク2-3オリックス」(15日、ペイペイドーム)
ソフトバンクが接戦に敗れ、2021年以来、2年ぶりとなる7連敗を喫した。
ハイライトは1点を追う四回だった。牧原大、近藤の連打で無死一、三塁の好機を作った。しかし柳田は内角球に差し込まれて浅い左飛に終わり、三塁走者はタッチアップできず。続く栗原は初球を打っての一ゴロに終わり、三塁走者の牧原大が三本間でタッチアウトになった。
最後は2死一、二塁から外角いっぱいのストレートに手が出ず見逃し三振。まさかの無得点に終わると本拠地は重苦しいムードに包まれた。
五回も1死二塁の好機を生かせずゼロに終わると、六回に粘っていた有原が頓宮にソロを被弾。痛い追加点を奪われてしまった。七回に三森の2号ソロで1点差に迫るも、オリックス・山本を攻略することができず、8回1失点と抑え込まれてしまった。
九回にダメ押しの1点も失い、厳しい表情を浮かべた藤本監督。その裏、無死一、二塁の好機を作るもデスパイネが痛恨の三ゴロ併殺打に倒れた。三森の適時打で1点を返し、なおも2死一、二塁から代打・川瀬の打球は痛烈なライナーだったが、一塁手の正面を突き、川瀬はヘルメットをたたきつけた。
先発の有原は7回2失点と好投するも、打線の援護に恵まれず2敗目。前半戦首位ターンの可能性が消滅し、首位・オリックスとは3・5ゲーム差に開いた。