8連敗のソフトバンク・藤本監督 近藤へのストライク判定に怒り 球審に「反省してもらいたい」 近藤は四球確信→唖然

 オリックスに敗れ、一礼して引き揚げる藤本監督(奥)
 8回、近藤が空振り三振に倒れる
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 「ソフトバンク1-2オリックス」(16日、ペイペイドーム)

 ソフトバンクが泥沼から抜け出せない。十回表に3番手・松本裕がセデーニョに4号ソロを浴びて、これが決勝点。2年ぶりの8連敗を喫した。

 藤本監督の怒りの矛先は球審の判定だった。

 1-1の八回裏2死満塁と絶好の勝ち越し機で3番・近藤の場面だ。カウント3ボール1ストライクからの5球目、近藤は外角低めの直球を自信満々に見送り、押し出し四球を確信して雄たけびを上げながら一塁へ歩き出した。

 地元ファンも大歓声。しかし、球審・吉本はストライクと判定。近藤は唖然とした表情を浮かべ、場内も騒然となった。

 もちろん判定が変わることなく、フルカウントから続行。続く6球目で近藤は空振り三振を喫して勝ち越し機を逃した。

 試合後、藤本監督は「一番大事なところだからね。(ストライクとボールは)こっちはクレームをつけられない。やる側としたら、反省してもらいたい。ストライクだったらこっちが謝りますよ。本当に。完全なボールですから。一番大事なところやからね。しっかり見てほしいなと思います。審判も一生懸命やってるやろうけどね。一番大事なところ。人間、ミスはつきものかもしれないけど、しっかりと見てもらいたい。あの1球で流れが変わってしまったわけですから」と取材陣に話した。

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