DeNA 守備のミスから3位転落 三浦監督も苦言「あれはあかん」「この先のことも考えたら上にはいけない」厳しい言葉並ぶ

 厳しい表情の三浦監督(撮影・金田祐二)
 ベンチで遠くを見つめる三浦監督(撮影・金田祐二)
 8回、上本の打球を落球する関根(撮影・金田祐二)
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 「DeNA2-3広島」(16日、横浜スタジアム)

 DeNAが守備のミスから痛恨の勝ち越しを許して、3位に転落。試合後の三浦監督は、落球の右翼・関根に反省を促した。

 2点を先制されたが、六回に代打・楠本が、七回には代打攻勢を仕掛けて最後は佐野が適時打を放ち、試合を振り出しに戻した。それでも直後の八回。2死走者なしから、右翼・関根が上本の打球を落球。野間に勝ち越し打を浴びて、広島に連敗を喫した。

 試合後の三浦監督は「あれは…」と言葉に詰まると、「あかんでしょう。完全に追いついていましたし、絶対ということはないかもしれないですけど、隙なのか。確実に捕らないといけない打球だったと思います」と痛いミスを振り返った。

 ただ関根に反省を促すだけではなく、「関根だけではなくて、これは全員がチームとして受け止めないといけない」とは指揮官。「細かいミスもありましたし、まだまだチームとしてやっていかないこと、そこを浸透させられていないのが監督の責任。その辺を取り組んでいかないと、この先のことも考えたら上にはいけない」と頂点を目指すだけに、いつも以上に厳しい言葉を選んだ。

 痛恨の連敗で3位転落。17日の前半戦ラストゲームにはバウアーが先発する。三浦監督は「順位はまた明日勝てば変わるわけですから、1つでも勝たないといけない。もう1回集中して、明日の試合に臨みたいと思います」と前を向いた。

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