DeNA痛恨 2試合続けてミスで決勝点献上 広島に3連敗喫し三浦監督「自分に問いかけて」
「DeNA1-2広島」(17日、横浜スタジアム)
課題が明確になった前半戦を戦い抜き、DeNA・三浦大輔監督(49)はあえて前を向いた。2試合続けてミスから決勝点を献上し、広島に3連敗。悔しさがないわけではない。それでもやるべきことが明らかになった現状を見つめ、選手らに“宿題”を出した。
「自分に問いかけてくれ、と。どういう気持ちでシーズンに入ったのか。走攻守全て全力でやると、全員が誓ってベンチに入ると決めたんですから、それがどれだけできたのか。もう一回その気持ちを強く持とう、と」
この日もしびれる投手戦が展開されたが、七回に中堅・桑原が安打の打球をファンブル。二塁までの進塁を許し、秋山の打球に対しては右翼・蝦名が怠慢とも見えるプレーで決勝点を許した。
指揮官は試合直後にもかかわらず、ソトと蝦名の2軍再調整を明言。大田を後半戦から1軍に再昇格させることを決めた。「後半戦でギアを上げられるように」。3位で折り返した激動の前半戦。起爆剤の出現を期待し、ナインらには強い言葉で呼びかけた。