日本ハム10連敗ターン 新庄監督の鬼采配実らず 験かつぎ「だるびっしゅ」も不発
「西武7-2日本ハム」(17日、ベルーナドーム)
泥沼から抜け出せない。初回にマルティネスの2ランで25イニングぶり得点、84イニングぶり複数得点を記録したが、その後は沈黙。五回に清宮に代打を送る鬼采配も実らず。七回無死満塁からも得点は生まれず。連敗は10の大台に乗った。
球宴を挟んで後半戦に臨む。日本ハム・新庄剛志監督(51)は「野球のことは考えなくていいです。リフレッシュしてもらって」と切り替えを求めた。
この日はベンチに赤いダルマが鎮座した。加藤豪が「アメリカでも(験かつぎの)カルチャーがあって」と調布市内のダルマ店で作ってもらったもので「ダルマの『だるびっしゅ』」と命名。その効果もなかった。
新庄監督は「球宴が明けて6試合見てから、打順を固めていく」と明言。「仕上がっていくチームを作る」と逆襲を予告した。