中日・高松と西武・川越の緊急トレード正式発表!両球団の思惑一致 中日側が説明「強い打球が持ち味の左打者が補強ポイントだった」
中日・高松渡内野手と西武・川越誠司外野手のトレードが18日、両球団から正式発表された。
快足が魅力の高松は今季、主に代走として23試合の出場で2盗塁。17日の阪神戦でもベンチ入りしていた。西武は今季「走魂」のチームスローガンを掲げ、リーグ2位の53盗塁。高松は松井監督が重視する機動力野球にマッチする。
一方、川越はパンチ力ある強打の左打ち外野手。今季は12試合の出場で打率・133、1本塁打、5打点と低調だが、ファームでは打率・292、7本塁打、25打点をマーク。得点力不足や左の代打が手薄な中日の補強ポイントに合致する。
高松は「中日ドラゴンズに入団させていただき5年半。ずっと応援してくださったファンの皆様、僕を支えてくださった関係者の皆様、本当にありがとうございました。中日ドラゴンズで学んだことを大切に、新天地でも頑張ります。これからも応援よろしくお願いします」とコメント。立浪監督のもと、チーム改革を進める中日・加藤球団代表は「強い打球が持ち味の左打者を補強ポイントにしていました。川越選手は心強い仲間になってくれると期待しています。高松選手には持ち味である俊足を新天地で、これまで以上に生かしてほしいと思います」と語った。
一方の川越は「8年間どんなときでも温かい声援を送っていただいたファンの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。一番印象に残っている試合は2022年8月、延長10回のサヨナラホームランです。ライオンズの先輩も後輩もみんなが仲良くしてくれて、本当の良いチームメートに恵まれたと思っています。また一からのスタートだと思って心機一転がんばります。これまでの応援ありがとうございました」と、西武ファンに感謝した。