ノーノー右腕が、泥沼１０連敗の日本ハムの救世主になる。コディ・ポンセ投手（２９）が後半戦から先発ローテに復帰することが１８日までに確定。建山コーチは「後半戦は６連戦が続く。先発も大変ですけど、ポンセは戻ってきます」と期待を込めた。

　ポンセは４月４日のロッテ戦（ＺＯＺＯ）で左太もも裏の違和感のため降板。左大腿四頭筋腱付着部部分断裂の診断で米国に帰国して治療とリハビリを行ってきた。６月２１日に再来日。「１日でも早く１軍のマウンドに帰ってこられるようにしっかりしっかり調整していきたい」と話していた。

　復帰後は２軍でイニングを伸ばしながら段階を踏んで４試合に登板。１５日のイースタン巨人戦（釧路）では６回４失点ながら９３球を投げ、１軍復帰の手応えはつかんだ。

　昨年８月２２日のソフトバンク戦（札幌ドーム）ではノーヒットノーランを達成した右腕。１７日のインスタグラムのストーリー機能で、「札幌市内で床屋を知っている方はメッセージをお願いします。火曜日か水曜日に散髪が必要です！」と投稿した。木曜日にあたる２０日の１軍練習から合流。髪もスッキリ整えて、１軍復帰戦に臨む。