東京学館浦安が敗退 1安打放つも谷Jr.の夏終わる 大学に進学し「最終的にプロ目指したい」
「高校野球千葉大会・5回戦、木更津総合7-0東京学館浦安」(19日、ZOZOマリンスタジアム)
千葉大会で、現役時代に巨人、オリックスで活躍した活躍したデイリースポーツ評論家の谷佳知氏(50)と柔道女子48キロ級で00年シドニー五輪、04年アテネ五輪金メダリストの亮子氏(47)の長男・佳亮外野手(3年)が東京学館浦安の「1番・右翼」で先発出場。1安打を放ったが、7回コールドで敗れた。
悔しい思いと仲間への感謝から涙があふれて止まらなかった。谷は1安打を放ったが、チームは敗退。「ほんとに悔しいの一言です」と必死に言葉を紡いだ。
中学まではアイスホッケーに打ち込み、高校から野球に転向。懸命に練習を重ね、昨秋からレギュラーをつかんだ。今夏は3回戦の船橋戦、4回戦の千葉敬愛戦で2試合連続ホームランを放った。
「あの時(野球転向に)切り替えて本当によかった。チームのみんなと戦えてうれしく思います」。最高の仲間に恵まれた3年間になった。
今後は大学で野球を続ける予定だという谷。「次の舞台でもしっかり努力をして、最終的にはプロ野球選手を目指したい」と力を込める。スタンドで息子の雄姿を見つめた父・佳知さんは「上を目指してほしい」とさらなる活躍に期待。母・亮子さんも「これからが大事な時期。サポートしたい」とほほえんだ。
まだ野球を始めて3年目。無限の可能性を秘めるサラブレッドは、次のステージでも進化を続ける。