巨人・中田翔が阪神・村上を絶賛 「個人的にはすごくいい投手だと思いますよ」「昨日はちょっと可哀想だったけど」
「マイナビオールスターゲーム2023・第2戦、全セ-全パ」(20日、マツダスタジアム)
巨人の中田翔内野手がオールスターの練習前に取材対応し、阪神の村上頌樹投手を絶賛した。
19日の第1戦で先発した村上について聞かれると「変化球もコース、コースにつく投手だと思う。僕、個人的にはすごくいい投手だと思いますよ。全てのボールで空振りを取れる。真っすぐもキレのいい、質のいい真っすぐを普段から投げている」と話した。
「どっちかと言うと真っすぐでグイグイ押すタイプじゃないと思う。昨日は頑張ってずっと真っすぐを投げてたけども、シーズン中であれば、あんな簡単に打てる投手じゃない。昨日はちょっと可哀想だったけど」と振り返った。
19日の試合で印象に残った選手には、ソフトバンクの近藤を挙げた。3安打を放つ姿に「すごくいい打撃をしていた」と評価。一方で梅野の大飛球を全力プレーで好守したことについては「外野の守備も必死に捕りにいってた。面白くないなと思いながら」とニヤリ。「こっちは佐野(DeNA)とか左中間の打球をあえて捕らないように、ゆっくり走ったりしてるのに。あいつは必死に捕りにいって、あれはあかんで」と、お祭りだからこその指摘で笑いを誘っていた。
この日は地元・広島での一戦。「地元でできるのは個人的にはうれしいこと」と喜んだが、気温が30度を超えていることもあり「倒れないように気をつけたいなと。冗談抜きで」と熱中症に警戒していた。