日本ハム・江越大賀が号泣 阪神で同僚、横田さん死去に涙止まらず「天国に野球をしにいった」オラフのぬいぐるみが形見に
日本ハム・江越大賀外野手が22日、18日に亡くなった元阪神・横田慎太郎さんを涙ながらに追悼した。
試合前、報道陣に対応。横田さんの話題に号泣し、「一緒に戦ってきた仲間なんで…。すごく寂しいですけど…。いつも頑張って、病気と戦っていたんで。僕もしっかり野球を、あいつの分も楽しんでできたらいいなと思います」と語った。
昨季まで8年間、阪神でプレー。横田さんとグラウンド内外で一緒に過ごし、思い出は「いっぱいあります。きりないです」。伝えたい言葉を問われると、「あいつもこっちで思う存分、野球できなかったと思うので。天国に野球をしにいったと思う。また一緒に野球できたらいいなと思います」とうなずいた。
横田さんが引退試合で見せた“奇跡のバックホーム”にも言及。「あいつが守備ついてから、1点勝ってたんですけど、センターオーバー打たれて同点になった。その時は『野球の神様なにやってんだ』と思ったんですが、その次に刺して、普段取り組む姿勢とか、野球の神様は見ているんだと思った」と振り返った。
自身のインスタグラムには、誕生日に横田さんがプレゼントしてくれたというオラフのぬいぐるみを掲載。後輩からのプレゼントは今も自宅にあるとし、「みんなから可愛がられていた選手だった」と語った。
横田さんは13年度ドラフト2位で阪神に入団。16年開幕戦にスタメン出場するなど期待されていたが、17年に脳腫瘍と診断され、19年限りで引退した。引退後も闘病が続き、28歳の若さで亡くなった。