「横浜ＤｅＮＡベイスターズ０－４読売ジャイアンツ」（２３日、横浜スタジアム）

　巨人は投打の歯車がかみ合い、後半戦２連勝発進となった。借金を完済し勝率５割に戻した。

　打線は五回に先制した。吉川が２戦連発となる先制の６号２ランを右翼スタンドに運んだ。吉川はこれで直近５戦４発となった。五回はさらに大城卓の左前適時打で加点した。

　七回には、秋広が右中間スタンドに初の２桁となる１０号ソロを放った。２０歳の若武者にとって、これが自身初の４戦連続本塁打となった。

　先発した助っ人左腕のメンデスは７回を３安打無失点と力投。走者を出しても粘り、要所を締めて勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。八回は２番手のバルドナードと３番手のビーディで無失点に抑えた。

　これで３位・ＤｅＮＡとの差は１・５ゲーム。Ａクラス浮上も完全に視界に捉えた。