英明 プロ注目・寿賀が1安打2打点で決勝進出に貢献 本塁へ気迫のヘッスラも セ・パ6球団スカウトが視察
「高校野球香川大会・準決勝、英明4-3四国学院大香川西」(24日、レクザムスタジアム)
英明が延長十回タイブレークの激戦を勝ち切り、4大会連続の決勝進出で春夏連続出場へ王手をかけた。
今秋ドラフト候補の4番・寿賀弘都外野手(3年)は二回の中犠飛など1安打2打点1得点。先頭打者の九回は中前打で出塁。敵失に乗じて本塁へ気迫のヘッドスライディングを敢行し、一時は勝ち越しとなる生還を果たした。
中日、DeNA、オリックスなどセ・パ6球団のスカウトがネット裏から視察。本格派左腕としての登板機会はなかったが、攻撃時にはバットだけでなく、足でも存在感を示した。
中1日で26日の決勝の相手は志度。エース兼4番の新鞍が中心の公立校だ。「(新鞍とは)中学の時からよく対戦していて、どんな場面でも自分を持っている。強気で攻める投球とか体力もありますし、できあがっている投手なので、何とかして崩したい」と、2011年以来となる夏の甲子園へ力を込めた。