ソフトバンクが悲劇の54年ぶり12連敗 九回2死に守護神オスナが代打・角中に逆転サヨナラ2ラン被弾 監督、甲斐らナイン呆然
「千葉ロッテマリーンズ2-1福岡ソフトバンクホークス」(24日、ZOZOマリンスタジアム)
ソフトバンクが悪夢のサヨナラ負けで12連敗を喫した。
1点リードの九回だった。守護神オスナが1点リードの九回2死一塁で代打・角中に逆転サヨナラ2ランを浴びた。
直前の1死三塁の場面で、オスナは岡の投ゴロを捕球し、自ら猛ダッシュで三走にタッチに行く執念をみせ、連敗ストップまであとアウト1つに迫った。しかし、直後に劇弾を浴び、オスナは膝に手をつき愕然。捕手の甲斐らナイン、ベンチの藤本監督も呆然と立ち尽くした。
12連敗は1分けを挟んで15連敗した1969年以来54年ぶりで、12戦12敗は球団初の屈辱。この日は王貞治会長が敵地では異例となる視察に訪れ、選手を鼓舞したが、負の連鎖を止めきれなかった。
初回に中村の適時打で先制。その後はロッテ先発の佐々木朗を攻めきれなかったが、ソフトバンク先発の石川も踏ん張り、スミ1を守ったまま、九回2死まで凌いできたが、最後の最後に落とし穴が待っていた。
ソフトバンクは前夜に続いて2日連続のサヨナラ負けとなった。