日本ハム・新庄監督 背番号「1」後継者候補に万波挙げる「万波君の背中が一番合いそう」
日本ハムの新庄剛志監督(51)が背番号「1」の有力後継者として万波中正外野手(23)の名を挙げた。「今年だったらね、万波君の背中が一番合いそう」と話した。
新庄監督は昨年の就任直後に「1」にふさわしい選手が現れれば譲渡する意向を示した。さらに「4拍子そろっている選手がいい。走攻守、ビジュアル。トークも入れたら5。問題児という条件も入れたら6になる」と“6拍子”そろった選手の台頭を求めたが、昨季中は該当者なし。今季も引き続き「1」を背負っている。
万波は今季ここまでリーグ2位の15本塁打、同9位の打率・262、同5位の42打点を記録。開幕直後は準レギュラーの位置づけだったが、主軸を張れるほど成長した。新庄監督も「“トライアウト”合格者の一人。ここからプロ野球のトップレベルのポジションにいく。今のトッププレーヤーは、今の万波くんみたいな段階を踏んできた」と目を細めた。
「(万波が)欲しくないかもしれないでしょ」と話しつつ、「合いそうな感じはする。1ってね。かっこいい、スタイルもいいしね」と、「1」の後継者候補とした。
もちろん、今後台頭する選手次第では、後継者候補は増えることになる。新庄監督は「スターになった、なりかけの子にあげるのが最初の監督会見の約束」とし、「で、俺、何番つけりゃいいの?。何番がいいんでしょ?」と、自身は新たな背番号で指揮を執る。