元阪神の浪速・遠山監督 就任4回目の夏で最高成績となる5回戦進出ならず「力不足です」
「高校野球大阪大会・4回戦、大冠6-2浪速」(24日、南港中央野球場)
大阪大会では、大阪桐蔭が3試合連続のコールド勝ちで5回戦進出を決めた。今秋ドラフト候補の最速148キロ左腕・前田悠伍投手(3年)がこの夏初登板、初先発。今春のセンバツ準決勝以来となる公式戦のマウンドを一目見ようと12球団のスカウトが集結する中、2本塁打を浴びながらも、6回2失点と試合をつくった。
浪速・元阪神の遠山昭治監督(56)は、監督就任4回目の夏で最高成績となる5回戦進出とはならなかった。「監督の力不足です。選手たちはようやった」とねぎらった。
六回に4点差から2点差まで追い上げる意地を見せたが、及ばず。「課題を後輩たちに引き継いで、秋しっかりした形を見せたい」と先を見据えた。