巨人・高梨が阪神・近本&岡田監督に“謝罪” 練習中に歩み寄って言葉を交わす 近本は左腕を気遣う仕草も

 死球の謝罪に来た高梨(手前)に笑顔で応える近本(撮影・飯室逸平)
 岡田監督(80)と話す高梨(撮影・飯室逸平)
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 「阪神タイガース-読売ジャイアンツ」(25日、甲子園球場)

 阪神の試合前練習中に巨人の高梨雄平投手が岡田監督のもとを訪れ、言葉をかわした。さらに走塁練習中だった近本光司外野手とも言葉を交わし、近本は左腕を気遣うジャスチャーを見せた。

 近本は7月2日・巨人戦(東京ドーム)の七回に左腕・高梨から右脇腹付近に死球を受けてもん絶。直後、七回の守備では美技を見せるなど延長十二回までフル出場したが、試合後は「(死球は)関係ないので、自分のやることをやるだけ」と話すにとどめていた。

 だが精密検査の結果、右肋骨の骨折と診断され、出場選手登録を抹消された。高梨はその後、阪神の糸原を通じて謝罪していたが、顔を合わせて言葉をかわすことで“わだかまり”を解消したかったとみられる。

 近本は歩み寄る左腕に笑みを浮かべながら、来なくて大丈夫だよーとジェスチャーを送る場面もあった。

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