ロッテ佐々木朗希、左脇腹肉離れ 全治2カ月
ロッテの佐々木朗希投手が25日、左脇腹の肉離れで出場選手登録を外れた。吉井理人監督は全力投球までに「2カ月はかかるというお医者さんの話だった」と説明。今季中に「戻ってきてほしいと思っているが、回復力がどんなものかによって変わってくる。もっとかかるようなら、きついかなと思う」と、残りのレギュラーシーズン絶望の可能性も示唆した。
監督によると24日に先発して6回1失点だったソフトバンク戦の六回、この試合90球目を投げた際に痛めたという。球団は25日、千葉県内の病院で「左内腹斜筋損傷」と診断されたと発表した。
プロ4年目の今季、5月の登板で右手中指にまめができ、登板間隔を空けたことはあっても出場選手登録を外れたのは初めて。今月24日の試合は1回1安打無失点だったオールスター戦から中4日で臨んでいた。今季13試合に投げて7勝2敗、防御率1・48で130奪三振。先発の柱の離脱はリーグ2位のチームにとって大きな痛手となる。